(自分は)大学に配慮を、授業以外のもの、座学以外のものは配慮を受けていなくて、大学から受けた配慮っていうと、筆記試験を、あらかじめのレポートにしてもらうとか。あとは、試験の時間を延ばしてもらうとか。
あと、ノートテイクですね。ノートテイクを付けてもらうとか……、だけで、あとは日頃のことは友人にやってもらいました。ちょっとお昼買ってきてということは全部頼み、ご飯に、お弁当箱、開けたりとか、授業のものを出したりとかは友達にやってもらったりもしてたので。
で、そこに大人が介入してこないので、職員に全く気を使わずに、それができたっていうことはとても自由だったし…、とても自由だったし、守られない自分っていうのを満喫できた4年間だったなっていうふうに思います。
――授業に関しては大学に付けてもらって、それ以外の生活のところを友達にサポートをちょっとこう頼んだりとかしてたということですが、それは、最初からすんなり頼めたんですか?
(普通)高校からの経験があったので、大学に入学して2日目に、お弁当を食べている子に、声を掛けたんです。そこにいた女の子に声を掛けて、一緒にご飯を食べてもらえませんかって声を掛けた女の子とは今でも仲がいいですし、遊びに行ったりもしてて。
で、彼女と一緒にいるときは、まあ介助、介助者が付いてるときもあるけれども、介助者が動くよりも先に彼女がやってくれる、介助者より慣れているんですよね。こういうときはこうしたほうが、私はいいだろうとかいうのを、経験からして分かってくれているので、すごい良かったなっていうふうには思いますし。