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インタビュー時:47歳(2017年4月)
 疼痛期間:約40年
診断名:家族性地中海熱

首都圏在住の女性。夫と二人暮らし。小学校2年生頃から発熱を伴う腹痛、関節痛などが周期的におこり、原因不明のまま経過していた。40代でやっと遺伝子検査の結果、家族性地中海熱と診断される。現在は、家族性地中海熱の治療により痛みをある程度コントロールすることができ、痛みと折り合いをつけながら生活している。

語りの内容

痛みに関しては東洋医学よりも、麻酔科のペインでブロック注射とか、硬膜外(ブロック)の治療だとか。あと星状神経節という首に打つ注射によって頭痛も劇的に楽になりましたし、硬膜外と星状神経を注射してもらうことによって体が本当にリセットされて、とても楽に過ごせるようになりました。で、医療費も、あの、保険が利きますので、とても楽になりました。

―― で、フェントステープ(*)を使っているのは最近?

はい。この3年ぐらいです。

―― あ、3年ぐらい。うん。これ、使ってからはあんまり、ブロックとかそういうのはあんまり。

あ、ブロックもしてます。はい。

―― ああ。これ、どのくらい頻度でされてたりってするんですか。

えっと、ブロックは毎週打ってたんですが、えーと、今はその麻酔科の先生がもうすぐお辞めになるというのもあって、で、病院が変わったので、あの、大学病院は月に1回になりました。なので、ちょっとテープを増やして対処しています。はい。でも、本当は毎週打てるとすごく体は楽になります。

―― で、今は月に1。

1回。

―― そのブロックで対処する痛みっていうのは、腹痛とかではなくて。

関節の痛みですね。

―― 関節の痛み。

あの焼けるような痛みですね。

―― なるほど。

それはとても楽になります。本当にもう私、あの、歩くのにも足を引きずるぐらいになっちゃうので。

*オピオイド(医療用モルヒネ)の一種であるフェンタニルの貼り薬

私は: です。

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