インタビュー内容テキスト

例えばね、同じ介護していても、あの、隣のおじさん隣のおばさん、うん、そういう人がだんだんだんだん悪くなっていく場合には、ああ、教科書に書いてある通りだな、本に書いてある通りに悪くなっていくんだなって、こう客観的に見れますよね。ですけれども、こと、自分の親になりますとね、感情がそこへ入ってしまって、いやあ、大変です。うーん、それで、よくなってもらいたい、元気になってもらいたいっていう期待感もあるし、あんなにしっかりしていた親がさ、「何でこうなるの?」って。「昨日できたことが何で今日できないの?」って。「昨日まで錠剤飲み込めていたのに、今日は錠剤飲み込めない。どうして水と一緒にのどへ行けないの?」って。「昨日、分かったトイレの位置がどうして分からないの?」って。「毎日通ってるところじゃない?」とかね、いろいろね、あの、自分自身も葛藤がある。
それで、あの、自分がこれから行く通るであろう道を見せてもらっているわけですから。自分も切ないんですよ。こうなっていくのかって。だから、元気になってもらいたい。よくなってもらいたいっていう期待感があるもんですから。こう、強く言いすぎるところがあるんです。ええ。声が大きくなったり、「そうじゃないよ、こうだよ」って。あの、母なんか補聴器両方しているんですよね。それで、寝るときは落とすもんですから、片側の補聴器はずして左だけの補聴器なんですね。で、それもあるんだから、しゃべるときの声が大きくなるし、ゆっくりは話しするようにはしているんですけれども、あ、会話が、やっぱりどうしてもとんちんかんになったりして。もう、ねえ、感情が入るから切ない。

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