※写真をクリックすると、動画の再生が始まります。

診断時:49歳
インタビュー時:53歳(2009年1月)

東北地方在住で、6人家族。現役の地方公務員として多忙な毎日を過ごしている。人間ドックをきっかけに、2004年9月に前立腺がんと診断され、ホルモン療法開始。インターネットを使って情報を集め、隣県の大学病院でIMRTを受けるが再発。温熱療法、HIFU、その後エストラサイトとタキソテールによる治療となったが、タキソテールの副作用が強く、現在はエストラサイトで経過を見ている。

語りの内容

去年も2月ごろから、最終的な治療として、タキソテールっていうのやっているんですけど。これはね、強烈にね、エストラサイトとタキソテール化学療法両方やったときには、髪の毛…こう、坊主に今なっていますけども、髪の毛こうやって生えてきていますけども。全部抜けたり、爪がやられたり、あと手足の末梢神経が、やっぱりやられたり。足なんかもう、今でもまだ、後遺症として残っているんだろうなあ。で、それ(治療)を、約半年続けたんですよ。2月の1日から、8月まで。それがまだ、今、足の裏なんか、だから、わらじはいたような感覚って、あなた、ちょっと分からないだろうけども、こう、まだそういう感覚なんですね。だから末梢神経、つまりそれだけ、何ていうか細胞分裂に対して、強い攻撃を与えるやつなんでしょうけども。だから、そういう治療を受けたりすると、なおさらね、やっぱり、山に行きたくなったり。いい空気を吸いたくなったり。気分転換してみたくなったり。かつてやりたかったこと、やれたであろうことを、できないのにしたくなりますよね。で、それで、なるべくこう病気のことを、頭から離そうとしている自分が、今、ありますね、はい。

私は: です。

(アンケート結果の扱いについては個人情報の取り扱いについてをご覧ください。)

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧