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インタビュー時:60歳(2010年5月)
関係:夫(妻を介護)
診断時:妻50歳(インタビュー本人03)、夫52歳

2003年に妻が若年性アルツハイマー型認知症と診断を受ける。夫婦2人暮らし。妻の介護のため、グラフィックデザイナーの夫は、仕事場を自宅へ移すことにした。現在は家事援助で訪問介護のヘルパー週3回、自立支援で週1回外出支援を活用して、自宅で仕事をしながら介護している。治験に参加し、八味地黄丸や個人輸入のメマンチンなど良いと言われることはいろいろと試している。

語りの内容

うーんとですね、困る…まあ、細かいいろんな何か、あの、日常の介助っていうのは、もちろん必要なんですけども、まあ家事の、家事全般で、最初、僕、一番困ったのは料理なんですけども、料理の経験あまりなかったんで、やっぱり最初は困りました。で、あまりにも困ったんで、やっぱりヘルパーさんを使い出して、料理の、料理介助の。だから、ええと今、料理介助というか、家事、料理介助がメインなんですけども、それが週3回使ってるのが料理です、全部。一緒に、まあ女房は一緒に料理しながら、お昼と、私の夕食分を一緒に作ってる感じじゃないかな。
あとは、困る…、うーん、そうですね。そういう介護の面に関しては、まあ困るっていうほどではないんですけれども……、まあいろいろ、そうですね、困るってほどではないけど、ま、困りますね(笑)。

―― えっと、お料理以外にも?

まあ洗濯、掃除、家事援助。家事の、掃除、洗濯、料理ですけども。あとはまあ、あとはお風呂のまあ介助とか、要するに日常の歯みがき、まあ細かいこと言うと、歯みがきやって、お風呂の介助して、あとはそういうのですね、大体。

―― それはご主人が…やってます?

そうです、はい。私が全部やってます。

―― で、お料理に関しては、あの奥さまと一緒になりながら…

ヘルパーさんが、まあやるってことと、それ以外は私が全部やってます。週4日は私で、ヘルパーさんが週3日やってます。

―― お料理上手になられましたか?

ならないですね(笑)。

―― ならないですか?

はい(笑)。あとは、週1回は、ガイドヘルパーさんていうのがおりまして、あの、それは障害者向けのヘルパーさんなんですけども。その人があの、スポーツクラブに連れてってくれてます、毎週。週の間で。スポーツクラブにま、行って、やっぱプールに行くんですけども。それであとは、途中でちょっと、それをプール以外にも、一応映画見に行ったりとか、そういう援助もしてもらってます。で、週末は私とプール行くんで、大体週に2日、プールに今通っています。

私は: です。

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