インタビュー内容テキスト

私はアルツハイマーの母とレビーの父を看て、で、レビーだった父は最後まで、その、やっぱり本人がいたんですね。あの、「自己」って言ったらおかしいですけど、本人がしっかりいて、きちっとコミュニケーションができてた。で、アルツハイマーの母の場合は、母は母でよく話せるし、父のように小声にもならないし、それから、あの、幻視もほとんど見ないし、でも、母は母ではあるんですけど、母じゃないんですよ。母らしさはあるんだけど、本来の母っていうのはどこかに消えてしまったんです。それをすごく、感じるんですね。で、もちろんこれはうちの母のアルツハイマーの場合と、うちの父のレビーの場合なので、またこれもまた皆さん、それぞれ感じ方、違うかもしれないけども、やっぱり、違うと思いましたね。
例えば病院の検査でも、うちの母だと、あの、アルツハイマーなので、MRIで「動かないで静かにしてください」って言っても、絶対無理。絶対動きますしね。で、「早く出して」って騒ぎますし。ところが、何か物をあまり言わない父に、その、「今日は検査があって、脳の検査でMRIを撮るから、これは動いちゃいけないから、じっと頑張ってね、動かないで頑張ってね」って言うと、「うん」って言って、その、動かずにきちっと検査も終了できる。で、あと、胃カメラの検査された方でも、「今日はこれを飲むから、頑張って」って、朝からずっとちゃんと説明をして、病院に行っても、もう間際まで説明すると、きちっとできるんですよ。そういう、その、細かいところなんですけども、レビーの方の理解力というのはかなり高いので、そういうところ、施設の方も、決してどんどん分からなくなっていく(笑)状況ではないっていうことを、皆さんに知ってもらいたいと、そう思ってる。

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