インタビュー内容テキスト

で、母のほうは、父が脳梗塞になってしまったという段階で、すぐに、『あ、私がお父さんの健康管理、ちゃんとしなかったら病気にさせちゃったんだ』って、やっぱりこう、自責の念があるんですよね。で、(それが)あった上に、もしかして、これって、何かあの、認知症とかなんじゃないだろうかというのを、母がやっぱり思ってはいるものの、認めたくないっていう気持ちもあるので、私が父を、「いや、たぶんちょっと、そういう専門の先生に診ていただいたほうがいいと思うよ」というのを言っても、「いや、大丈夫。お父さん、大丈夫。今日、疲れてるだけよ」っていうふうに、やっぱり母のほうがなかなか(病院に)行かせようとしなかったんですよ。
最近は、痴呆とか、ぼけっていう言葉とかも使わなくなってきてて、そのときももう、使わないようにしましょうね、って言われてきているときだったのは間違いないですが、やっぱり、その、母とかの、何か、70代の母とかの年齢からすると、もうアルツハイマー、認知症イコールぼけ、ぼけ老人みたいな印象がすごく強くて。で、特に父の場合は、あの、アルツハイマーですよって言われたのは65になってないときなので、言ってみたら若年性というものだと思うんですけど、母は、その、若年性アルツハイマーっていう言葉を知らないので、まだお父さんがそんなにぼけてないっていうふうに、やっぱり、そんな年じゃないっていうふうに、やっぱり思ってるところはあったみたいなんで。その母のほうはとにかく、認めたくないっていう思いはすごく強かったみたいですね。
で、父自身も認めたくないと思いも当然あったでしょうし。ただ、私は、「早く薬を飲むほうがいいんじゃないの」っていう話を、切々としていて、で、あ、えーと、そうか、ああ、「じゃあ、まあ認めることは認めて、で、あの、治療を早くすることによって、一緒にまともな時間でいられる時間がもっと長くなるかもしれないよ」っていう話をして、で、やっと納得して、で、行こうかって話になったっていうところですね。

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