インタビュー内容テキスト

でも、やっぱり現実の、今までのその、厳格でまじめな父が、いざ、やっぱりアルツハイマーになりましたってなると、今までさんざん着てたYシャツの着方が分からないとか、ズボンも後ろ前というか、裏返しにはいちゃうだったりとか…ね、こう、今まで当然にやってたことが一切できなくなっちゃう姿って、見ているこっちもつらいですし。で、本人も一生懸命、こう、シャツをどっちが表か裏か、上下かも分かんないので、「あれ、あれ」って言いながらやってて、その後ろに私とかがいると、娘のいる手前、早く着なきゃっていう、いいところを見せなきゃ、みたいなところがやっぱりあるみたいで。急げば急ぐほど、どんどんおかしなことになってっちゃってとか。
だから、父が着替えるときとかは、私たちはわざと見える範囲にはいるんですけど、父の視界に入らないような所に立つようにして、で、父が、自分でやるだけやるんだけど、どうしても、もう疲れたとなると服投げちゃうので、そのタイミングで、すっと行って着せてあげるとかして、極力、本人の自尊心を傷つけないようにしてあげなきゃな、とは思ってますね、今でも。

「語ってくれてありがとう!」と思ったらこちらをクリック →

あなたのひと言をどうぞ → ひと言